PaniPaniパニパニの見学日誌  ~高知精工株式会社さん編~

パニパニPaniPaniから抜け出して、見学に出発

 

 いつものPaniPaniパニパニを「えい!やー!」で抜け出して、ちょっとだけ遠くまで出かけてみました。

 予てからお気に入りで、PaniPaniパニパニでも使用している「ヒノキオイル」「ヒノキウォーター」「クロモジ茶」(ブログでも紹介しました(=゚ω゚)ノ)を高知県西部四万十上流の大野見で製造している会社『高知精工株式会社』さんを訪問しました。この時のステキな様子をお伝えします。

 高速で西方面の中土佐ICから国道をさらに西に進み、山間部の大野見を目指しました。途中からは、「うん!高知の山の中にやってきた!綺麗な川とたか~い山々でいい樹が育ってそう」と思いながら車🚘を進めていきました。すると山あいにさっと開けた土地と工場が・・・ここだ!(*’▽’) すぐ側を川が流れて日当たりもよく山里の大きな工場といった感じでした。

さっそく目的の精油製造工程の見学です。ウキウキ(*'ω'*)

 まず工場に入った途端、清々しいヒノキの香りがして、とても気分がいいのです。そして丁寧な説明が始まりました。工場の職人さんが高い山から採ってきたヒノキを裁断機で5センチ程度に裁断するところから始まります。精油に使用するのは葉の部分のみです。下の写真は

左:蒸留釜に入れるときのヒノキの葉  中:山から運ばれたヒノキの枝の山  右:裁断機 です。 

 細かく裁断された葉を、大きなステンレス製の特注釜(容量は300L)に入れます。

1バッチ200Kgほどの葉を入れ、重たい釜の蓋を閉じたら、水蒸気蒸留の開始です。1昼夜かけて抽出されたヒノキオイルは蒸留回収タンクの上層から、また同時に採取されるヒノキウォーターは下層に溜まりそれぞれに分取されます。なんと200Kgの葉から採れる精油は1%の約2L! その希少性もうなずけます。100%天然のヒノキ精油はとてもやわらかで清々しいリフレッシュ感のある香りで、個人的に強いにおいが苦手な私はこのヒノキ精油が大好きです。また、同時に採れるヒノキウォーターは、何年保管しても変質することがないそうです。ヒノキの抗菌作用の裏付けとなる話だなとうかがいました。 下の写真は、

上左:ヒノキの葉が上までしっかり詰められた水蒸気蒸留装置

上中:高温高圧にするため、重たい蓋でしっかり密閉される

上右:蒸留された精油を分取するタンク

下左:製品「ヒノキの精油」  下右:製品「ヒノキウォーター」

 実際の現場を見せて頂くことで、山の職人さんの苦労とともにしっかりとこだわりを持っていらっしゃる玄人なお話がたくさん伺え、とても有意義で楽しい見学でした。(*^-^*)

最後に、当日は土曜日で会社がお休みにも関わらず、ご対応いただきまして誠にありがとうございました。これからも、高知らしいステキな製品を期待しています☆

高知精工株式会社さんの情報

http://www.kochi-seiko.co.jp/